節税と経理処理~節税にとって一番の近道は・・・
2021年12月16日節税ブログ その88
●節税と経理処理~節税にとって一番の近道は・・・
■節税の手法を考える前にやることとは
節税というと色々な手法ばかりについ目が行きがちですが、節税にとって一番大事なことで、実は一番見落とされがちなことに、日々の経理処理をいかに正確に、かつ、迅速にやるか―ということがあります。
その節税の手法ですが、これには長期間かけて計画的にやるものから、緊急避難的にやるものまで様々あります。
しかしながら、緊急避難的にやれるものは、当然ながら、やり方も限られますし、
税金の繰延べ
といって、目先の税金は減らすことができても、後からいっぺんに課税されることになったり、税金を支払う以上にキャッシュが減少したり-と何のための「節税」かわからなくなってしまうことも多々あります。
ですから、本当の意味での「節税」はやはり、長期的、かつ、計画的にやる必要があります。
■本当の意味での「節税」に必要なこと
そして、そのために必要なのが
日々の経理処理をいかに正確に、かつ、迅速にやれるか
ということになってきます。
これができれば
・今期(あるいは来期)はどのくらいの利益が出そうか
・これから決算までの期間にどのくらいの売上が計上されて、その時に利益はどのくらいのになりそうか?
・前期に比べてどの経費がどれだけ増えたか、逆にどれだけ減ったか、そして、その理由はどこにあるのか?
といったことを一定の確実性をもって知ることができます。そうすると前もって色々な手を打つことができます。
だからこそ、節税にとって一番大事なのは
日々の経理処理をいかに正確に、かつ、迅速にやれるか
にかかってくるというわけです。
しかし、多くの事業者、特に小規模の個人や法人で経理処理が遅れがちになる傾向があります。
■経理処理はなぜ、遅れてしまうのか
原因は
・日々、仕事に追われ、請求書や領収書等を整理する時間がない。
・時間はあるが、請求書や領収書等の整理がメンドウで、なかなか取りかかれない。
・まだ、経理担当者を雇う余裕がない。
など様々考えられます。なかには
いざとなったら、税理士が何とかしてくれる
と考えている経営者もおられるかもしれません。
しかし、決算月の月末ギリギリになって、意外と利益が出ていることがわかっても、ほとんど打つ手はありません。
特に、決算月を過ぎている場合は
万事休す
です。何も打つ手がありません。
■万事休すとならないためには
請求書や領収書等の整理や準備については、基本的に経営者の方々にやっていただく必要がありますが、そういったことにあまり手をかけず、要領よくやる方法はあります。
どうしても経理処理が遅れがちな場合は、ご自分ひとりで悩まずに、さかもと税理士事務所にご相談下さい。
お客様のお話をじっくりお聞きしたうえで、私たちが最善の方法を提案いたします。
遅れがちな経理処理をなんとかしたい-と思われたら
「生涯」税金コンサルタント
さかもと税理士事務所 税理士・坂本千足
にお問い合わせください。
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